吉田吉之介イラスト&雑記ブログ

江戸大好き・吉田吉之介(きちた きちのすけ)のイラスト&雑記ブログです!

人生を変える80対20の法則

 人生を変える80対20の法則~The 80/20 Principle~

 

こんにちは☆

江戸大好き!人事労務フリーランスの吉田吉之介@kich_2です!

先日から始めた本の感想ですが、今回はこちらを読みましたのでご紹介したいと思います↓

 

人生を変える80対20の法則  

著者:リチャード・コーチ

(起業家/投資家/経営コンサルタント/作家/レストラン・ホテル業)

 

 

リチャード・コッチ CCCメディアハウス 2018-08-30
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目次

 

第Ⅰ部 80対20の法則ー外観

第1章 80対20の法則へようこそ

 ここでは簡単に、80対20の法則の歴史と内容(この法則の背後にある概念)について触れています。

 

80対20の法則とは…

◆ 原因・投下・努力のわずかな部分が結果・産出・報酬のかなりの部分をもたらす。

◆ 仕事の成果の80%は費やす時間の20%で達成する。

◆ 売上(利益)の80%をもたらすのは20%の製品・20%の顧客である。

 

上記のような法則を最初に発見したのは、イタリアの経済学者ヴィルフレード・バレート(バレートの法則と呼ばれている)。1897年。

彼は、所得と資産が一部の人々に集中していることに気が付きました。

 

後に心理学者や技術者など様々は人がこの法則について検証し、1960年代から90年代には企業のIBMがこの法則を取り入れ成功しています。

具体的には、頻繁に使われる20%の機能をユーザーが使いやすくなるようにOSを書き換えたのです。

後にappleロータスマイクロソフトがこれに続きました。

 

第 2章 80対20の法則の考え方

  この章では、この法則がどう役立つのか、80対20の法則の分析と思考によって

どう現実を理解したらよいのか、生活を改善するのに役立てるにはどうしたら

良いかを具体的に提案しています。

 

例えば

◆ 努力の平均水準を上げるのではなく、努力を一点に集中する

◆ 決められたコースを走るのではなく、近道を探す

◆ 広く浅くではなく、取捨選択をする

◆ 一番得意とすること、一番楽しいと思う事をする   ・・・・などです。

 

第Ⅱ部 企業の成功の奥義

第3章 隠れたカルト

 カルトとは、「ある集団が示す熱烈な支持 」と解されますが

この章では80対20の法則が歴史的にみて如何に成功した企業や個人に活用されてきたか、

歴史の流れを追いながら説明しています。

 

第4章 あなたの戦略はなぜ間違っているのか

 この章では、80対20の法則を事業でどう活用したら良いかについて図表を用いながら説明しています。

 

 例えば

◆ 部門のどこで利益を上げているのか、どの顧客がドル箱になっているのか

◆ 競争相手を考え、どこに的を絞るべきか考える

◆ 業界全体の利益の80%は20%の企業が売り上げているが、自分の会社がそこに入っていない原因はどこにあるのか?・・・・など

 

第5章 シンプル・イズ・ビューティフル

 この章では、シンプル(単純)であることの重要性について述べています。

(シンプル=スモールではない)

 

事業は規模が大きくなるほど複雑化する傾向にあるため、規模の「水増し」に伴う複雑化のコストを正確に把握する事が重要だと著者は述べています。

 

例えば複雑化には、形式だけの手続きや採算の合わない製品、プロセス、取引先、顧客、複雑化したがる管理職などが挙げれています。

 

「自動車の民主化」を成し遂げたフォードは、製品を単純化することでコストを引き下げ

市場を拡大した事も例に挙げています。

 

核になる顧客を見つける方法や、営業のあり方について書かれています。

 

 第6章 良い顧客をつかまえる

 この章では、マーケティングや販売活動に80対20の法則をどう使ったら良いかを述べています。

「製品や市場のごく少数の正しいセグメントでマーケティングを重視する」ことの重要性と

具体的な方法や企業の例も挙げています。

例えば…

◆ 一番儲かる、商品の売れ行きが好調な20%の商品の陳列スペースを増やし、利幅が薄く

売れ行きの悪い商品を棚から撤去する…など

 

また、核になる顧客を囲い込む4つのステップや、販売戦略・営業担当者のパフォーマンスについても教示してくれています。

 

第7章 80対20の法則が使えるビジネス、トップ10

  ここでは、80対20の法則が威力を発揮する分野のベスト10として

まだ述べていない以下の7~9位までについて書いています。

 

1.戦略

2.品質

3.コスト削減とサービス改善

4.マーケティング

5.販売

6.情報技術

7.意思決定と分析

8.在庫管理

9.プロジェクト管理

10.交渉

 

第8章 成功に導く、決定的に重要な少数 

 この章では、「多数の方が少数よりも重要だ」と一般的には考えられているが、実は逆でありそれを認めた上でどう行動していったらよいかについて述べています。

 

50対50の思考をやめ、80対20の考え方を身につけ、80対20の行動を起こす方法については以下のような方法があると述べています。

 

◆ 安易な解答、分かりきった現実、頼りになりそうな多数、一般通念、常識…そういったものを頭から追い出す習慣を身に付ける

◆ 出来る限り80%の活動から貴重な20%の活動に資源を移していく

◆ 新しい20%の活動のイノベーションに取り組む…など

 

第Ⅲ部 楽して、稼いで、楽しむ

 第 9章 自由であること

  第Ⅲ部からは、80対20の法則を個人の生活や自己実現、幸福感に関連づけていく内容になります。

 この章では、80対20の法則から得られるヒントについて、個人の生活に活かせばどうなるかに

ついて述べています。

 

◆ ほとんどの人は自分にとってあまり価値のないことに多くの時間を費やしている。80対20の思考が出来る人はこの罠にはまらず、価値の高いことを成し遂げる

◆ 盟友や味方をいい加減に選ぶ人が多いが、80対20の思考をする人は数少ない盟友を慎重に選び、固い同盟を結んで目的を達成する…など

 

第10章 時間改革

この章は「時間の使い方」について、80対20の法則を適用し仮説を立てています。

◆ 成果の80%は使う時間の20%で達される

◆ やっていることのほとんどは価値が低い

◆ 時間のわずか20%を有効に使うだけで時間が足りないというこはなくなる

などの仮説です。

 

これは、時間のやりくり・管理の話ではなく時間についての考え方を根本から見直す提案

なっており、それらを念頭に置きながら自分の毎日の生活を振り返り、80対20の法則通りになっているか

考えみよう、と著者は提案しています。

 

具体的に時間革命の7つのステップについて教えてくれています。

 

第11章 望むものは必ず手に入る

この章では、まず自分が何を望んでいるかを総点検し、12~14章で個別のテーマを1つずつ取り上げて

最後に究極の目的である「幸福」について考えるられるように読者を導いています。

 

チェックする項目がいくつか挙げられています。

例えば

◆ 自分にふさわしい人と暮らしているか

◆ 自分にふさわしい場所で暮らしているか

◆ 働きすぎていないか

◆ 十分なお金はあるか

◆ 親友と呼べる人は十分にいるだろうか …など

 

そして仕事やお金について考え方に触れ、自分が望みをかなえるには他に何が必要かを

次の章に託しています。

 

第12章 友人のちょっとした手助け

この章では、友達や恋人、家族などプライベートな人間関係を取り上げ、それから仕事上の関係についての考えを述べています。

◆大切な20人のリストをつくる

◆仕事上の人間関係の築き方

◆盟友関係の築き方

◆味方の選択に十分な注意を払う…など

そして最後に「悪い関係は良い関係を駆逐する」と警鐘しています。

 

第13章 賢い怠け者

この章は、「野心満々の人」向けに書かれています。

◆ 小さな隙間(ニッチ)に特化し、これだけは負けない!という能力を磨く

◆ 知識は力であると肝に銘じる

◆ 超一流の人から学ぶ

◆ 早いうちに独立する

◆ 核になる事以外は外注する…など

成功するための鉄則について書かれています。

 

第14章 マネー、マネー、マネー

この章は、ある程度お金があってそれを増やしたいと考えている人向けに書かれています。

80対20の法則を生かした資産づくり=投資についての基本的な内容です。

 

第15章 幸福になるための7つの習慣

この章は、幸福になるための道と称して「こころの知能指数(EQ)」を伸ばす方法や

幸福になる為の習慣について書かれています。

例えば

◆ ものごとの見方を変える

◆ 自分に対する見方を変える

◆ 出来事を変える…など

不快なものを避けたり、顔を合わせる人を変える、など具体的な方法も書かれています。

 

第16章 隠れた友だち

隠れた友だち=潜在意識のことです。

脳の約92%の部分を占める潜在意識を味方につけよう、といった内容になっています。

潜在意識とはどういったものなのか、潜在意識へのアクセス法について書かれています。

 

第Ⅳ部 80対20の法則の未来

第Ⅳ部では、この法則の未来について著者の考えを述べています。

 

◆ 指揮統制型の巨大企業が減り、非公式のネットワークがあちこちで生まれる

◆ 学歴で良い仕事が保証されない世界

◆ 不安定を前向きに受け止め、行動することによってのみ安定を獲得できる世界…等々

 

と未来を予測し、そこで生きていく為に役立つヒントを教えてくれています。

例えば以下のようなヒントです。

◆ 働くならネットワークで

◆ 働くなら80対20の(思考をしている)上司の下で

◆ 80対20のアイデアを見つける

◆ ご機嫌で役立つ変わり者になる…など

 

 

第Ⅴ部 80対20の法則の検証

最後に80対20の法則の検証として、著者は読者からの感想を紹介・検証しています。

この法則に基づき無駄を排除することへの懸念や、この法則の持つ二面性について述べています。

 

吉之介の感想

 500ページからなるこの本は最初分厚くて読むのに大変そうだな…と思いましたが、文章も

分かりやすく読みやすい内容でした。

私は「新しい発見」というよりも、今まで自分自身がうすうす感じていた事を文章にしてくれた!と

いった感想を持ちました。

例えば私は資格商売をしておりますが、確かに利益の80%をもたらしてくれるのは、良質で信頼関係のある20%ほどのクライアントです。

過去には時間ばかりかかって、成果がほとんどない事も多々ありました。

それもまた自分の成長に役立ち、未来に出会うクライアントの為になるのだ!と信じて

「来るもの拒まず」の精神で若い頃はやってきましたが…。

 

自分の話になってしまいましたが、この本はビジネス、また一個人として生き方についても

書かれており大変参考になる一冊でした。

出だしだけサラっと読んでから、興味のある章から読み出しても十分理解できるかと思います。

私にとっては何度でも読み返したい一冊です。

 

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